UFJの預金残高は、赤信号を灯していた。 もともと数百万円以上あった貯金残高は、ついに7万円を切った。そして俺は今、無職、26歳。握りしめた手には「夜行バスのチケット」以外何もなかった。 新宿駅のバスターミナルに降り立ち、朝日を見ながら俺は悟った…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。